数年前から流行りだした、オールドレンズ遊び
自分も試してみたくて、旧ソ連製のオールドレンズ 「Helios 44M f=2.0 58mm」をNikonのFマウント デジタル一眼レフカメラ D800 に M42⇔Fマウントアダプタで付けてみたんです。
結果は、ピントが合う焦点距離の範囲が限定されていて、ほぼ使い物になりませんでした。
理由はフランジバックの調整が、ミラーの存在で映像センサーに近づけられないからです。
デジタル一眼レフカメラの構造について
でも、なんで、今流行っているのかなぁとまわりの方々を見ると、使っているカメラはソニーのフルサイズ デジタルミラーレス一眼 「α7」なんですよね。
なるほど!そういうことか
昔のミラーのない時代のカメラ用のレンズには、今のデジタルミラーレス一眼なのかと。
理由は、ミラーがないのでマウントアダプタのフランジバック調整ができて、レンズ本来の焦点域が使える事と、オールドレンズの楽しみの一つ「レンズの癖」を最大限に活かす為にフルサイズの映像センサーが必要なことでした。
レンズの癖は、レンズの中心よりも外側に行く程、強くなるので、APS-Cや1インチサイズのフルサイズより小さい映像センサー搭載のカメラだと、端っこの強い癖の部分を楽しめないんですね。
なので、レフ機しか持っていない私はしばらく、Heliosを使っていませんでした。
しかし、Nikonからフルサイズのデジタルミラーレス機 が発売されたので、買い替えを決断!
高画素機の 「Z7」を買いました!
マウントが新しい Zマウントになったので、マウントアダプタも購入
マウントアダプタは輸入品で中国から送られてきたみたいで、1週間ほどかかりました。
さっそく、撮った写真がこちら

ISO100 , シャッタースピード 1/3200 sec , f=2.0 , 58mm
RAW現像は Adobe Lightroom を使用して、プロファイルは「ビンテージ07」
ホワイトバランスは5100ケルビン 色かぶり補正+18
テクスチャーと明瞭度を上げています。